法人の概要
社会福祉法人 平安養育院
この法人は、明治38(1905)年に実業家丹治直次郎氏によって平安養育院として創設されました。大正7(1918)年に知恩院教団に運営委譲され、浄土宗総本山知恩院が設立する財団法人となりました。昭和27(1952)年には、社会福祉法人平安養育院となって現在に至っています。事業の内容は、創設されて以来、一貫して「児童の福祉」です。
事業の概要
・児童養護施設平安養育院を設置、経営し、満2歳〜18歳で家庭での養育が困難な児童を養育します。
・地域小規模児童養護施設彩りの家を設置、経営し、より家庭的な環境で児童を養育します。
・子育て支援短期利用事業として、小学校6年生までの児童をわらべホーム・サラナでお預かりします。
・児童発達支援センターむくの木園を設置、経営し、障害のある就学前児童の通所支援を行っています。
・児童発達支援事業(母子通園)つるの家を設置、経営し、発達に課題のある2歳・3歳児の通所支援を行っています。
・永らくご支援いただいた自立援助ホーム東樹は令和2年3月をもって事業を廃止いたしました。
法人の沿革
明治38(1905)年4月 実業家丹治直次郎氏、富小路松原で日露戦争被災母子の救護を行い、平安養育院と名づける。
明治39(1906)年10月 財団法人認可、岡崎町字円照地に院舎新築移転。
大正7(1918)年11月 経営移譲、浄土宗総本山知恩院の直営法人となる。
大正9(1920)年2月 鞍馬口寺町に新築移転、定員100名。里親推進を展開。
昭和22(1947)年2月 出火により、古門前白川筋華頂婦人会舎屋に移転。
昭和23(1948)年5月 児童福祉法により養護施設となる。児童定員70名。
昭和27(1952)年5月 第一種社会福祉事業を営む社会福祉法人となる。
昭和30(1955)年3月 出火により現在地に木造2階建2棟新築。知恩院浄財・米空軍大尉献金による。
昭和36(1961)年6月 木造2階建アフターケア棟洗心寮新築。
昭和38(1963)年4月 法然上人七百五十年大遠忌記念事業として3階建指導棟を建築。
昭和39(1964)年4月 養護施設機能の地域貢献を図るために臨床心理外来治療を展開。(1974年休止)
昭和40(1965)年4月 定員を60名に変更。
昭和48(1973)年11月 障害児通園事業むくの木学園を京都市から受託運営。浄土宗開宗八百年記念事業として新築。
昭和57(1982)年3月 老朽化のため本棟を全面改築、3階建1棟新築。知恩院助成金・国庫補助・寄付金による。
平成3(1991)年7月 在宅支援事業としてショートステイ等の事業を展開。
平成6(1994)年6月 2階建1棟を新築して自立援助ホーム東樹と名づけ、15歳〜18歳の青少年の自立支援を実施。
平成12(2000)年11月 子育て短期利用専用2階建1棟を建設し、わらベホーム・サラナと名づける。
平成18(2006)年4月 むくの木学園民設民営移管。
平成25(2013)年4月 むくの木園に改称。
平成29(2017)年6月 児童発達支援つるの家を開所。翌年、多機能型に移行して放課後デイ事業を実施。
令和2(2020)年3月 児童自立生活援助事業を実施してきた自立援助ホーム 東樹を廃止。
令和2(2020)年7月 地域小規模児童養護施設東樹を開設。
令和5(2023)年3月 むくの木園3階建新園舎竣工。
令和5(2023)年8月 地域小規模児童養護施設移転、彩りの家に名称変更。
公開情報